ニュース 電子 作成日:2012年5月7日_記事番号:T00036944
第3四半期に発表されるとみられるアップルのタブレット型パソコン「iPad」の小型版「iPad mini」で、宸鴻科技(TPKホールディング)がタッチパネルを独占受注したとの観測が花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)によって示された。7日付経済日報が報じた。
「iPad mini」は7.85インチパネルを搭載し、価格は299米ドル以下で、今年は1,000万台を出荷すると予測されている。アップルは同製品を電子ブックリーダー市場への切り込み役として位置付けていると伝えられ、アマゾン・ドット・コムのタブレットPC用タッチパネルも受注しているTPKは、電子ブック市場での競争で最も恩恵を受け、今年は利益が昨年を上回るとの観測もある。
なお、アップルが下半期にも発売するとされているスマートフォン「iPhone」の次世代機種(通称・iPhone5)で、液晶パネルにタッチセンサーを内蔵する「インセル式」が採用される可能性が強まり、TPKがタッチパネルセンサーの受注を失うとの見方が出ていることについて劉詩亮TPK財務長は、「ただのうわさで採用されるかどうかも分からないし、されたとしてもiPhoneにしか搭載できず、iPadには使われないため影響は小さい」とコメントした。
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