ニュース 電子 作成日:2012年5月7日_記事番号:T00036945
6日付工商時報によると、シャープの液晶パネル第10世代工場(堺市)に対し、鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長が個人名義などで46.5%出資するのに続き、米大手テレビブランドのVizio(ビジオ)も出資を検討しているとの観測が出ている。堺工場が持つ60インチ以上のパネル生産能力が狙いとみられる。

同紙は、米国感謝祭翌日の「ブラック・フライデー(感謝祭翌日の金曜日、今年は11月23日)」までに日台米連合による、韓国ブランドへの対抗体制が整うと予測している。
鴻海から出資を受け、同社をテレビの生産委託先とするVizioは昨年、北米市場でのシェアが11%と、サムスン電子に次いで2位に入った。販売台数のうち、42、47、55、65インチ製品が5割以上を占めており、今年は60インチ以上の製品を拡充したい考えで、シャープを最良のパネル調達先とみているもようだ。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、Vizioは鴻海とシャープのリソースを通じて新たなサプライチェーンを形成すれば、中国および欧州市場などにおける展開の選択肢を増やすことができると指摘している。
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