ニュース 農林水産 作成日:2012年5月8日_記事番号:T00036954
立法院社会福利・衛生環境委員会は7日、輸入肉に成長促進剤(通称、痩肉精)の含有を一切認めないとする食品衛生管理法改正案を可決した。同案は民進党が提出したもので、国民党の立法委員が一部欠席した結果、賛成7、反対6で民進党案が委員会審議を通過した。今後は民進党案をベースに与野党折衝が進められる。8日付中国時報が伝えた。

民進党の立法委員は「8年で初めて勝利した」と歓声を上げた(7日=中央社)
委員会には、民進党案のほか、安全性が確保されれば、成長促進剤を含む食肉の輸入を認めるとする行政院案など2案が提出された。こうした中、委員を務める国民党の鄭汝芬立法委員が成長促進剤の含有を一切認めるべきではないと最後まで主張し、採決に欠席したことで、野党票が上回る展開となり、民進党案が可決される一方、行政院案は賛成6、反対7で否決された。
行政院案が否決される異例の展開を受け、行政院は今後、本会議での審議を控え、野党側の説得を続けるとみられる。
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