ニュース その他製造 作成日:2012年5月8日_記事番号:T00036959
ガラス最大手の台湾玻璃工業(台湾ガラス)は、傘下の原材料メーカー、実聯化工が中国・江蘇省に建設中の工場が7月にも操業を開始するのを機に、台湾肥料(台肥)と技術提携し、中国の肥料市場に共同で参入する計画だ。8日付経済日報が伝えた。
実聯化工の工場では、ガラス原料となる純炭酸ソーダや塩化アンモニウムを生産するが、このうち塩化アンモニウムは化学肥料の原材料としても活用できる。
同工場は、来年に本格的な量産に入り、来年第2四半期に黒字転換を見込む。純炭酸ソーダの生産能力は年100万トンで、単一生産ラインでは世界最大級となる。
台湾ガラスの林伯実総裁は「ガラス原材料の価格と品質の確保にプラスだ。塩と塩化アンモニウムを販売することでも大きな利益が得られる」と述べた。
塩化アンモニウムは肥料に加工すると、販売価格を2倍に引き上げることが可能だ。
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