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台湾の液晶テレビ出荷、Q1は前期比28%減


ニュース 家電 作成日:2012年5月9日_記事番号:T00036996

台湾の液晶テレビ出荷、Q1は前期比28%減

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、今年第1四半期の台湾の液晶テレビ受託生産出荷台数は、前期比28%減の763万台だった。全世界の液晶テレビ出荷台数も前期比で24.5%落ち込んだ。9日付経済日報が伝えた。

 調査担当者は「第1四半期に台湾で液晶テレビの出荷が落ち込んだのは、伝統的な非需要期に当たったほか、日本で昨年地上デジタル放送への移行が完了し、需要が減少したことによる」と指摘した。日系メーカーの場合、在庫調整を行い、受託メーカーへの発注が伸びなかった。

 一方、台湾の液晶テレビ受託生産出荷台数は、第2四半期には前期比20〜23%、第3四半期には同10〜13%の伸びが見込まれるとした。

 通年の出荷台数は世界では前年比8%増の2億1,600万台が見込まれるが、台湾での受託生産出荷台数は同4%増の4,600万台にとどまる見通しだ。

 メーカー別でも、受託生産首位の鴻海科技集団(フォックスコン)は、年内にもトルコのベステルに抜かれる可能性が出てきた。