ニュース 電子 作成日:2012年5月9日_記事番号:T00036999
9日付電子時報によると、聯発科技(メディアテック)の第3世代(3G)携帯電話向けチップ出荷が今年、大幅な成長を見せそうだ。ファウンドリー大手、台湾積体電路製造(TSMC)の生産能力が逼迫(ひっぱく)する中、クアルコムのチップが供給不足となっている影響で、中国の大手携帯電話ブランド華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、中興通訊(ZTE)がメディアテックの3Gを採用しており、今年メディアテックの同チップ出荷は当初予測の5,000万個を50%上回る7,500万個に達する可能性もあるという。
業界関係者によると、ファーウェイとZTEはもともとクアルコムにハイエンド3G携帯電話向けチップを発注していたが、28ナノメートル製造プロセスの生産能力不足を受けて、第2四半期末〜第3四半期初めに発売する新機種にメディアテックの「MT6575」チップ採用を決めたとされる。
また聯想集団(レノボ)も同社のスマートフォン「A750」に「MT6575」を採用する可能性があるという。
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