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陳前総統の病状深刻、「生命の危険も」


ニュース 社会 作成日:2012年5月10日_記事番号:T00037002

陳前総統の病状深刻、「生命の危険も」

 台北刑務所は9日、服役中の陳水扁前総統が先月末に求めた自費での受診を認め、台湾大学医院の柯文哲医師と台北栄民総医院呼吸治療科の郭正典医師の2人が約2時間診察した。この結果、陳前総統は既に発症している喘息と前立腺の腫瘍(しゅよう)の他にも病気を抱えていることが分かった。両医師はプライバシーへの配慮上、別の病気については「詳細は説明できない」としつつ、病状は深刻でいつ命に危険が及ぶか分からないと説明した。10日付蘋果日報が伝えた。

 柯医師によれば、陳前総統はかなりやせた上に、主治医がいないため3カ所の医療機関にある病歴に関する資料が整理されていないという。柯医師は「有罪無罪にかかわらず、総統経験者をここまで落としめて人道的な問題はないのか」と、法務部や行政院衛生署などの対応を批判した。