ニュース 金融 作成日:2012年5月10日_記事番号:T00037008
フランスの政権交代やギリシャの政局混迷を受けて欧州債務危機に対する不透明感が増したことでユーロ安・ドル高が進み、米ドルの代替投資先である金の国際価格が9日、1オンス=1,600米ドルを一時割り込み、今年1月4日以降で最低となった。これを受けて同日、台湾での金取引量は、通常の10倍近くまで増加した。10日付中国時報が報じた。
国際金価格の下落に伴い、10日の台湾金価格も2%下落。台湾銀行(台銀)では1キログラムインゴットが152万1,272台湾元(約413万円)と、前日の終値155万3,384元から3万元以上下落した。また、貴金屬業者による販売価格も3.75グラム当たり5,900元と6,000元台を割り込んだ。
このほか、今年3月末から純金積立(金預金)サービスを開始した第一銀行によると、同行の金口座新規開設数は1カ月余りで1万2,000件を突破、積立量は180キログラムと、予想を大きく上回っている。
なお、投信情報サービス会社、リッパーの統計によると、台湾の金価格は今年に入って平均15.62%下落している。
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