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中華電信のモバイルネット投資、今年は4割増


ニュース 電子 作成日:2012年5月10日_記事番号:T00037019

中華電信のモバイルネット投資、今年は4割増

 中華電信の呂学錦董事長と張暁東総経理は工商時報のインタビューで、今年の設備投資額について全体で331億台湾元(約890億円)とし、そのうち固定通信ネットワークには前年比19%増の190億元、モバイル機器向けネットワークの構築には例年比約40%増となる69億~70億元を投じる計画を明らかにした。10日付同紙が報じた。

 モバイルネットワークへの投資を大幅に増やす背景には、台湾のモバイルユーザーの多くが使い放題プランを利用し、1日中ブロードバンドインターネットに接続する人も少なくない中、通信速度が遅いと苦情が絶えないことがある。

 中華電信は接続品質の改善に向け、基地局が受けた末端機器の通信信号をすぐに有線ネットワークへとつなげられるよう、光ファイバー回線の増設を急いでいると説明した。

 中華電信は今年、モバイルユーザーの使用量65%増、基地局の容量70%増、バックボーンネットワーク容量74%増を目指す。ユーザー数はモバイルネットで235万件(現在180万件)、固定ブロードバンドで500万件(同450万件)まで増やしたい考えだ。