ニュース 電子 作成日:2012年5月10日_記事番号:T00037021
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡総経理は、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)の出荷が年末までに同社全体の25%まで増えると予測した。同業他社の約10%を大きく上回る見通しだ。10日付電子時報が報じた。
コンパルはPCブランドがウルトラブックを好感していることから、ウルトラブック開発に多額の資金を投じ、積極的な提案を行って、ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)、聯想(レノボ)、東芝から受注を獲得した。9日に他機種を発表したHPからは今年4機種以上を受注している。業界関係者によると、コンパルはウルトラブックでHP向け出荷の割合を5%まで拡大する見込みだ。HP向けが3~4割の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)がコンパルの主要顧客、エイサー向けを同3割まで大幅に拡大していることが脅威となっているようだ。
なお、コンパルが9日発表した4月連結売上高は前月比14.78%減、前年同期比14.71%減の504億8,400万台湾元(約1,370億円)だった。
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