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裕隆「tobe」、台湾最安の中型車投入


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年5月10日_記事番号:T00037023

裕隆「tobe」、台湾最安の中型車投入

 自動車大手、裕隆集団傘下の自社ブランド「tobe(酷比)」を展開する裕隆酷比汽車は9日、排気量1,800ccの台湾生産セダン、「M'way」(4ドア)と「Q'way」(5ドア)を同クラス最低価格で販売し、販売規模が最大の中型車市場で商機獲得を目指すと表明した。「M'way」の価格は58万9,000台湾元(約160万円)から。10日付工商時報が報じた。


M'way。予約すれば2万元分の装備品が無料でプレゼントされる(裕隆酷比汽車リリースより)

 裕隆酷比によると、「M'way」と「Q'way」は排気量2,000cc並の車内空間を持ち、欧州の自動車安全基準「E(EURO)-NCAP」の車両衝突テストで最高点を獲得。ベルギー・Punch社製の6速CVTを採用し、グーグルの「アンドロイド」を搭載したWi−Fi対応の自動車用メディアシステムを装備している。

 裕隆酷比汽車の許国興総経理は、「同2車種は月300台の販売が見込め、当ブランド全体の通年販売台数を4,000台以上に押し上げる」との見通しを示し、「これにより今年は損益均衡、来年は黒字が期待できる」と語った。