ニュース 政治 作成日:2012年5月11日_記事番号:T00037031
20日の第2次馬英九政権発足を前に、陳冲行政院長を首班とする内閣は10日、総辞職した。こうした中、新内閣でも留任予定だった劉憶如財政部長(57)が一時辞意を表明し、馬総統による慰留を受け、撤回していたことが分かった。背景には個人のキャピタルゲイン課税導入に向けた証券取引所得税法案の審議難航があったとみられる。
11日付蘋果日報によると、劉氏は内閣総辞職に先立ち、馬総統、陳行政院長に辞意を伝えたという。その後、劉氏は10日夜に総統府で馬総統と30分にわたり会談。総統府の報道発表によれば、劉氏は証券取引所得税法案に対する馬総統の支持に感謝するとともに、「引き続き職にとどまり、証券取引所得税法案の成立に向けて奮闘する」との意向を表明したという。
一方、第2次馬政権発足に伴う陳沖改造新内閣では、施顔祥経済部長、楊進添外交部長、楊永明・行政院新聞局長らの異動が取りざたされている。また、張進福政務委員、単驥・行政院経済建設委員会(経建会)副主任委員が閣外に去ることが固まっている。
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