ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月11日_記事番号:T00037036
母の日(5月13日)を前に例年であれば売上高を大きく伸ばす百貨店だが、今年は紳士・婦人服売り場などの低調で伸び悩んでおり、還元セールなどでラストスパートをかけている。11日付聯合報が報じた。
太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の李光栄総経理は、最近の消費者は割引がないと購入せず、毎年周年慶(創業祭)と母の日セールの時だけ買い物をする傾向にあると指摘。このため今年は母の日セールを1カ月前倒しで行い、開始直後は限定商品を目当てに来た客で混雑したが、その後は客足が鈍っていると語った。そごうでは9~13日、紳士・婦人服で5,000台湾元(約1万3,600円)以上の消費で500元還元のセールを実施、売上向上に努めている。
また、新光三越百貨も今年は母の日セールを1週間前倒ししたが、売上高は例年の1%増にとどまっている。劉智婷販促経理は、飲食店や宝飾品、家電や家庭用品などの高価格帯商品以外は売れ行きが悪いと説明した。
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