ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年5月11日_記事番号:T00037042
中国鋼鉄(CSC)は10日、中国の武漢鋼鉄(WISCO)と戦略提携を締結した。今後は生産技術、原料開発および省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出削減などの分野で協力を強化する。11日付工商時報が報じた。
武漢鋼鉄は現在、傘下を合わせた年産能力が4,000万トンと、CSCの4倍に上る。中でも以前900万トンだった粗鋼の年産能力は現在1,800万トンと2倍に拡大した。このほか、製鉄技術や海外原料の開発なども積極化している。
CSCの李慶超・執行副総経理は、「市場競争力を高めるため、引き続き鄒若斉董事長の指示通り、差別化やコスト競争力強化、および省エネやCO2排出削減などに努めるほか、鉄鋼メーカーとの提携にも力を入れていく」と述べた。
また、武漢鋼鉄がベトナムに接する防城港市(広西チワン族自治区)に建設を計画している大型製鉄所に対し投資を行うかどうかについて李執行副総経理は、「工場建設が中国政府の認可を受けたことは知っているが、提携については何も話していない」と説明した。
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