ニュース 家電 作成日:2012年5月11日_記事番号:T00037045
11日付電子時報によると、デジタルカメラ受託生産大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)と華晶科技(アルテック)は、タイの大洪水による部品供給不足も解消し、第2四半期の出荷台数で前期比2けた成長が見込まれる。
佳能の4月売上高は前月比2.25%減、前年同月比20.65%増の40億4,800万台湾元(約110億円)だった。レンズの不足などで遅れていた出荷分が第2四半期にずれ込んだことなどから、同期出荷台数は前期比20~30%増、売上高は10%前後の増加が見込まれる。
一方、アルテックの4月売上高は前月比18.44%減、前年同月比4.01%増の24億3,300万元だった。年初の米イーストマン・コダック破綻を受け、積極的に生産比率を調整し、自社ブランドで発売した高性能カメラ搭載の携帯電話や、自動車用モニターシステムなどの新事業の売上高が、通年売上高の10%を占めるまで成長すると予測している。
また下半期の見通しについて業界関係者は、デジカメ受託メーカーにとって需要期で、超高倍率ズーム機種の市場も拡大していることから、消費者の買い替え需要を生み、第2四半期よりさらに楽観できるとの見方を示した。
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