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重大事件容疑者、海外逃亡中が192人


ニュース 社会 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037058

重大事件容疑者、海外逃亡中が192人

 重大事件の容疑者のうち海外逃亡者が少なくとも192人いることが、法務部調査局のまとめで分かった。内訳は経済事件の容疑者が125人で最も多く、次いで汚職事件が33人。なお海外逃亡中の刑事事件の指名手配犯は合計約1,000人に上るという。14日付中国時報が伝えた。

 重大事件容疑者の逃亡先は中国が最多の94人、米国が54人、カナダが19人などとなっている。経済犯や汚職犯は犯罪で得た利益が巨額だったり、人脈が豊富なことなどから海外へ逃げるケースが多いようだ。

 調査局が海外逃亡中の重大事件容疑者と認定しているのは主に、▽力霸集団の王又曽元総裁夫婦▽東帝士(トンテックス)集団の陳由豪元総裁▽羅福助・元立法委員▽広三集団の曽正仁元総裁──など。

 ただ、容疑者が米国など台湾と国交のない国に渡った場合、容疑者の引渡し条約を結んでいないため、強制的に帰台させることは難しいという。