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台新金控と彰化銀、株式交換手続き中断


ニュース 金融 作成日:2007年11月13日_記事番号:T00003706

台新金控と彰化銀、株式交換手続き中断

 
 台新金融控股の林克孝総経理は12日、彰化銀行との合併に向けた株式交換手続きについて、「7~8月に台新の株価が異常な変動を示したため、株式交換を行う上で適切な時期ではない」との意見が大株主から示されたとして、株式交換作業を棚上げしたことを明らかにした。13日付経済日報が伝えた。

 林総経理が「世界的に豊富な合併経験を持つ株主」による意見だと述べていることからみて、大株主のニューブリッジ・キャピタルが反対意思を示しているとみられる。株式交換比率は当初11月初めにも決まる見通しだった。しかし、台新金控の株価は今年上期に20元以上で推移していたが、7月から下落を続け、一時13元台を付けた。このため、現時点での株式交換は不利との判断が働いたとみられる。