ニュース 運輸 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037061
交通部国道高速公路局(高公局)は11日、高速道路の自動料金収受システム(ETC)で使用する小型ラベル「eTag(イータグ)」の無料配布をあす(15日)より開始すると発表した。eTagを利用して高速道路を通行した場合、料金は現行の車載器(OBU)とともに通常より5%割引、さらに23日からは10%割引(車載器利用も含む)となる。なお、車載器からeTagへの変更申請は混雑を避けるため7月31日からとなる。12日付中国時報が報じた。

ETC事業者の遠通電収(FETC)は、来年になればeTag取り付けに200元かかると注意を促した(11日=中央社)
高公局は2011年9月から、基隆市登録の小型車両に対し試験的にeTagの無料配布を行っており、これまでにETCの利用率が38%から77%以上に上昇したという。
交通部は2013年までに料金所の全面撤去を予定している。ETC未申請の高速道路利用者も後払い方式で通行可能だが、利便性を高めるべくETC利用の促進を図っている。
このため高公局は、15日からeTag口座への初回チャージ金額を従来の500台湾元から400元(約1,100円)に、追加チャージ最低額を100元に引き下げると発表した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722