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百貨店の母の日セール、最後の追い込みで挽回


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037063

百貨店の母の日セール、最後の追い込みで挽回

 大手百貨店の今年の母の日セールは、前半はガソリン価格上昇や電気料金値上げにより振るわなかったが、後半は消費者の購買意欲が回復して前年を上回る結果となった。14日付工商時報が報じた。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)では9日から13日まで、紳士・婦人服で5,000台湾元(約1万3,600円)以上の消費で500元還元を実施したことが奏功し、今年の母の日セールは全店合計で前年比15%増、台北市内の3店(忠孝店、復興店、敦化店)では前年比6%増となった。

 遠東百貨は中南部や花蓮が平均で前年比1割の売上増を記録。北部では物価上昇の影響で顧客単価が落ち、売上高の伸びは1けた台にとどまった。なお、昨年末から今年の年始にかけて相次いで開業した台中大遠百(トップシティー)、板橋大遠百(メガシティー)は1日平均で5,000万元を売り上げ、ブランド品の販売額は300万元に上った。

 新光三越信義新天地では、家庭用品の売上高が前年比23%増、ブランド品はシャネルなどの店舗拡大により同21%増と好調で、全体平均では前年比4%以上の売上増となった。