ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037065
台中の銘菓「太陽餅」の老舗として知られる太陽堂餅店(台中市自由路)が13日、突然営業を停止した。蕭家淇副市長によると、業績不振ではなく、責任者の林義博氏が68歳と高齢の上、後継者がいないことが原因という。同店は台中市を代表する太陽餅の店であることから、市政府は同業者の協力を得て経営を継続させたい考えだ。14日付経済日報などが伝えた。

シャッターを閉じた店舗前で、訪れた客らが相次いで記念に写真を撮っていた(13日=中央社)
同店は1935年、「太陽堂」の名前で設立された。後に店舗で火災が発生したため自由路に移転、最盛期には従業員が120人ほどいたという。二代目に当たる林氏は姉2人と共同で運営してきたが、3人とも未婚で店を継ぐ者がいないという。
台中市内には自由路周辺を中心に太陽餅の販売店が300店以上あり、生産額は年間平均10億台湾元(約27億円)を超えるとされる。
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