ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037066
韓国のオンラインゲーム最大手、ネクソンが、台湾の同業大手、遊戯橘子(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)の株式を30%以上取得していることが明らかとなり、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の注意を引いている。これに対しガマニアの劉柏園執行長は13日、「当社の経営に外部からのいかなる介入もない」と強調した。14日付経済日報が報じた。

ネクソンは2007年、ガマニアに10%を出資、さらに11年5月には27.08%、今年3月末に33.61%まで出資比率を拡大した。これについて業界では、ネクソンがガマニアの敵対的買収を目指しているとみて、台湾デジタルコンテンツ産業の発展に影響を及ぼすとの懸念が出ている。
劉執行長は「ネクソンとは長く戦略提携を結んでおり、合法なものであればいかなる投資や提携も歓迎する」とした上で、「当社の経営の独立性が脅かされるようなことがあれば関係を切る」と語った。
ネクソンは日本で上場する韓国企業で、買収・合併を繰り返して規模を拡大、昨年の売上高は1兆ウォン(約700億円)を突破している。
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