ニュース 医薬 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037067
台中栄民総医院(台中市西屯区)で11日、過酷な労働条件に抗議し、契約職の看護師40人が一斉に退職届の所定用紙を受領した。12日付蘋果日報が伝えた。

退職届の用紙を受け取った契約職の看護師は「正規職員の看護師と同じ仕事をしていても給料は1万元以上も少ないのは不公平だ」と語った(11日=中央社)
同医院の看護師らは、フェイスブック上に「白衣の天使怒りの叫び」と題するアカウントを開設し、長時間労働や低賃金などの問題解決を要求。同日には呼び掛けに応じた40人が退職届の用紙を受け取った。ある看護師は「病院側には問題を解決する誠意がない」と訴えた。
同医院の李三剛副院長は「全力で慰留に努めるが、実際に離職者が出れば、人材を補い、患者の権益が損なわれないようにしたい」と述べた。
インターネット上では、中国医薬大学附設医院に所属するとみられる看護師が、点滴を受けながら勤務を続けている模様とされる写真が出回るなど、看護師の労働環境への関心がにわかに高まっていた。
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