ニュース 医薬 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037070
杏輝薬品工業(シンファー・ファーマシューティカル)は11日、抗がん剤第2工場を宜蘭県で着工した。投資額は5億台湾元(約14億円)。抗がん剤工場としては台湾で初めて外界と隔離した密閉式の自動化生産ラインを採用、2013年4月に量産に入り、将来的には年間500万本の注射剤の生産を見込む。生産能力は第1工場の3.3倍に上る。12日付工商時報などが報じた。

李董事長(左2)は、今後海外からさらに多くの受注を受けられると期待感を示した(11日=中央社)
李志文董事長は同工場の特徴について、米国食品医薬品局(FDA)や日本の厚生労働省、および欧州連合(EU)の基準をクリアしており、密閉隔離式であるため、作業員や高活性物質と接触することはないとクリーンさを強調した。
同社は現在、新薬4種類が米FDAで臨床試験を実施されている。このうち認知症と慢性安定狭心症の植物新薬2種類がすでに第2相の臨床試験に入っている。
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