ニュース 家電 作成日:2012年5月14日_記事番号:T00037073
14日付工商時報によると、ノートパソコンなど受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)が液晶テレビ受託生産部門を、液晶ディスプレイ受託生産世界最大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)に売却するとの観測が出ている。これに関してウィストロンは「聞いていない」とコメントした。
市場では、鴻海科技集団(フォックスコン)が数年前にソニーからテレビ工場を買収した影響で、ウィストロンは主要顧客であるソニーからの受注が今年、300万~400万台鴻海に奪われるとみられている。
工商時報によると、ウィストロンの昨年のテレビ出荷台数は810万台に達したが、第4四半期は188万台に減少。今年第1四半期は120万台で赤字を計上しており、今年通年では400万~500万台にとどまるとみられる。
ウィストロンの昨年の売上高全体に占める液晶テレビの割合は7~8%で、証券会社は、同社がテレビ受託生産部門を売却しても今年2割以上の増収が期待できるサーバーなどによって減収を補えるとの見方を示した。
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