ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月15日_記事番号:T00037091
韓国のオンラインゲーム最大手、ネクソンが、台湾の同業大手、遊戯橘子(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)への出資比率を30%以上に拡大し、敵対的買収を目指しているのではないかとの見方が出ていることに対し、ネクソンは14日、「現時点では提携関係の促進が目的で、買収の意図はない」としたものの、「将来的な提携の強化において、買収は選択肢の一つだ」とコメントした。15日付経済日報が報じた。

ただ、これに対しガマニアは、「ネクソンと合併することはない」と改めて買収を否定。「海外大手によって経営と販路がコントロールされれば、台湾の地場ゲーム産業の発展にマイナス影響が出る」として台湾ブランドとして存続していく考えを強調した。
また、ネクソンとガマニアの合併は公平交易法(独占禁止法に相当)に抵触するのではとの見方が出ていることに対し、ネクソンは「ガマニアは台湾デジタルコンテンツ業界においてシェアが4分の1に満たず、かつ同業界はオンラインゲームとその他娯楽サービスを含むため、法的に問題はない」との考えを示した。
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