ニュース 電子 作成日:2012年5月15日_記事番号:T00037100
15日付経済日報によると、広達電脳(クアンタ・コンピューター)および仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)をノートパソコンの主要委託先とするヒューレット・パッカード(HP)が、鴻海科技集団(フォックスコン)および和碩聯合科技(ペガトロン)への発注を拡大し、委託先の分散を進めているようだ。

観測によると、HPはこのほど主力価格帯である約2万台湾元(約5万4,000円)製品のうちGシリーズを鴻海に委託したとされる。市場関係者は、同機種は100万台以上の出荷台数が見込めるとしている。
なおペガトロンについてHPは、同社のライバルである華碩電脳(ASUS)の傘下にあった関係から、これまで委託を抑えてきたが、ASUSとペガトロンの分社から4年がたち、発注を増やしているようだ。業界関係者によると、ペガトロンはHPからノートPCのハイエンド製品およびオールインワン(モニター一体型、AIO)PCを受注したとされる。
一方、台湾で14日にHPが発表したウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)新製品のうち、主力の「ENVY 4」と「ENVY 6」シリーズはコンパルが、ビジネス向けの「Folio 13」シリーズはクアンタが受注している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722