ニュース その他分野 作成日:2012年5月16日_記事番号:T00037119
馬英九総統は15日、台湾が加入を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、「今後8年以内に実現したい」と目標スケジュールを提示した。馬総統は昨年9月に発表した総統選マニフェスト(政権公約)「黄金十年、国家願景」(黄金の10年、国家ビジョン)の中でも、2020年のTPP参加を目標に掲げていた。16日付経済日報が報じた。
総統府関係者によると、馬総統は日中韓が自由貿易協定(FTA)交渉を年内に開始することで合意したことを受けて、早期のTPP加入が望ましいとの観点から、行政院に関係各国との交渉を迅速に進めるよう指示した。また、中国市場での優位性が損なわれないよう、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)後続交渉も速やかに進めることも求めたという。
馬総統はこのほか、米国産牛肉の輸入規制緩和問題についても早急に解決する必要があるとして、「中日韓FTAによって、米台の貿易投資枠組み協定(TIFA)の交渉再開がより切迫した課題となった」との認識を示した。
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