ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聚隆繊維が彰化新工場に着工、リヨセルフィラメント生産【表】


ニュース その他製造 作成日:2012年5月16日_記事番号:T00037123

聚隆繊維が彰化新工場に着工、リヨセルフィラメント生産【表】

 化繊メーカーの聚隆繊維(アセロン・ケミカルズ&ファイバー)は15日、生産能力増強のため彰化県二水郷で新工場に着工した。無毒性で環境配慮型のリセヨルフィラメント(長繊維)糸とリセヨルフィラメント不織布を生産する。投資額は約130億台湾元(約350億円)、稼働後の最終的な年産額は145億元を見込む。16日付工商時報が伝えた。

 聚隆の周文東董事長によると、新工場への投資は段階的に行い、第1期の投資額は10億元でリセヨルフィラメント糸の年産量は1,000トン、年産額は3億5,000万元。最終的に同製品は年産2万トン、年産額70億元を目指す。一方、不織布は年産量1万5,000トン、年産額75億元を予定している。

 リヨセルフィラメント糸は現在1キログラム当たり360元、不織布は同約500元と、同質量のナイロン加工糸などを上回っている。

 聚隆は彰化県埔塩郷に本社を置き、3カ所の工場を運営。ナイロン原糸の月産量は計5,800トン、ナイロン加工糸は同1,800トンで台湾最大だ。