ニュース 電子 作成日:2012年5月16日_記事番号:T00037131
ブリヂストンが15日、電子ペーパー事業から撤退し、10月で生産を停止すると発表したことを受け、同社の提携パートナーである台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の海英俊執行長は、「ブリヂストンから川上基本材料の供給を受けているため、当社も今後電子ペーパーの開発は行わない」とコメントした。16日付蘋果日報が報じた。

ブリヂストンとデルタは2010年、ブリヂストンが開発した電子ペーパー技術「QR−LPD」(クイック・レスポンス液体パウダーディスプレイ)を基に電子ペーパー製品を共同開発することで提携を結んでいた。ただ、新製品の量産は進んでおらず、売上高への貢献も少ないため、デルタにとって撤退のダメージはほとんどないという。
今後デルタは同事業の研究開発(R&D)チーム、生産設備などを別の製品開発に振り向ける考えで、ディスプレイ関連の製品となる可能性が高い。
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