ニュース 電子 作成日:2012年5月16日_記事番号:T00037133
宏達国際電子(HTC)は15日、スマートフォン新機種「Desire C」を発表し、優れたデザインと手ごろな価格を兼ね備えると強調した。市場では、HTCにとって過去最低の価格設定になる可能性があると観測されている。周永明HTC執行長は先日の業績説明会で「1,000人民元(約1万2,700円)クラスの低価格機種は出さない」と強調していたが、アップル、サムスン電子の強敵に阻まれ、価格戦略の変更を迫られたとみられている。16日付経済日報が報じた。

「Desire C」は、基本ソフト(OS)に最新の「アンドロイド4.0」、ユーザーインターフェース(UI)に「HTC Sense 4.0」を搭載。高品質サウンドで定評のある「Beats Audio」音響技術を採用している。画面サイズは3.5インチで、解像度はHVGA(ハーフVGA)。500万画素のカメラを搭載している。5月から一部市場で、6月に台湾で発売するようだ。
証券会社によると、HTCはハイエンド機種に強いが、低価格機種は昨年末に発売した本体価格7,900台湾元(約2万1,000円)の「Explorer」が不評に終わっていた。ただ、「Desire C」は価格、機能ともに「Explorer」を上回る競争力があり、ロー~ハイエンド機種のラインアップを完備する役割も果たす。
「Desire C」は赤、白、黒の3色展開だ(HTCリリースより)
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