ニュース 社会 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037136
台湾空軍の戦闘機パイロット、蕭豊吉少校が中国の国営ラジオ放送局、中央人民広播電台の女性記者と交際し、軍事機密漏えいの疑いで国防部の調査を受けていたことが、週刊誌「壱週刊」最新号の報道で分かった。調査の結果、機密漏えいは認められなかったが、陸海空軍懲罰法に違反したとして今月上旬、飛行停止などの処分が科された。17日付蘋果日報が伝えた。
「壱週刊」によると、2人は今年2月に女性記者が取材で花蓮県を訪れた際、台北に戻る電車の中で知り合い、これをきっかけに交際をスタート。4月に女性記者が中国へ帰任する間際に初めて軍人の身分を明かしたという。その4月以降、蕭少校が頻繁に公衆電話や携帯電話で中国に連絡していたことが情報機関の注意を引き、交際が発覚した。
ただ、通話の中身はほとんどが「恋人同士の甘いささやき」で、任務に関する機密漏洩は確認できなかった。そのため国防部は、中国人と接触したにもかかわらず上官への報告を怠ったとして、蕭少校を陸海空軍懲罰法違反で処分するにとどめた。空軍司令部は近く、蕭少校を別の部署に異動させる予定だ。
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