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中華航空が新貨物路線、チェンナイ経由で欧州行き


ニュース 運輸 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037142

中華航空が新貨物路線、チェンナイ経由で欧州行き

 中華航空(チャイナエアライン)は16日、台北~クアラルンプール~インド・チェンナイ~ルクセンブルクを結ぶ貨物便の就航を発表した。ボーイング747−400F型機を使用して週2便を運航する。一方、同社は最近、貨物機2機の運航を停止ししており、国際航空貨物市場で需要が低迷する中、輸送能力を縮小しつつ、新規航路開拓で商機獲得を狙う。17日付経済日報が伝えた。

 中華航空によると、チェンナイは航空貨物ではインド第3位の市場で、チェンナイ~ルクセンブルクの直航便を運航しているのは世界で同社だけという。今後も東南アジア・インド~欧州を結ぶ貨物ネットワークを充実させる考えだ。

 航空貨物市場は昨年1年を通じて低迷、今年1〜2月はさらに状況が悪化、3月は若干上向いたものの、中華航空の貨物業務の1~4月売上高は前年同期比12%減の136億2,400万台湾元(約370億円)となった。