ニュース 食品 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037147
5月末に期限を迎える粉ミルク、バター、トウモロコシ粉など7品目の輸入関税引き下げ措置について先週、関税税率委員会は半年間の延長を決めたが、粉ミルクについてはこのほど、立法院財政委員会で延長への反対提案が決議され、24日以降は関税引き下げが取り消されることとなった。卡優新聞網が17日伝えた。
盧秀燕立法委員(国民党)は、「粉ミルクは台湾で生産されておらず、数十種類のブランド商品が5〜6業者によって販売されている状態だ」と指摘した上で、「昨年11月以降、関税引き下げ措置が取られた後、原料の国際相場はすでに下落しているにもかかわらず2〜3月に値上げを行っており、良心に欠ける」と批判した。
行政院主計総処の統計によると、粉ミルク価格は昨年同月に比べ約10%値上がりしているという。
なお、バター、トウモロコシ粉、大豆粉について財政部は、次回の関税税率委員会で検討するとしているが、これらも引き下げ措置の延長が取り消される可能性が高い。
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