ニュース 石油・化学 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037149
台湾中油(CPC)の第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、三軽)が6月初めに閉鎖される。同プラントは今後、省エネ、環境保護効果の高い設備に更新、生産規模も拡張され、新たに「第6ナフサ分解プラント(六軽)」として生まれ変わり、来年2月に稼働する予定だ。17日付工商時報が報じた。

CPC第3ナフサは1978年以降、約30年間にわたり稼働を続けており、エネルギー効率や大気汚染の面からも競争力が低下していたため更新が決まった。
第6ナフサへの移行期間にエチレン10万トン以上、プロピレン5万トン、ブタジエン2万トン近くが不足することになるが、CPCは輸入によって供給を確保し、川下に影響は出ないとしている。
なお、新たに稼働する第6ナフサのエチレン生産能力は年間60万トンで、CPC全体としては148万5,000トンとなり、現在より33.18%増強される。
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