ニュース 電子 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037153
フレキシブルプリント基板(FPC)の主要材料となるポリイミド(PI)フィルムを生産する達邁科技(タイマイド・テクノロジー)は、苗栗県銅鑼郷の新工場で操業を開始する。当初の生産能力は年300トンを見込む。17日付工商時報が伝えた。
新工場は面積1万坪で、2期に分けて開発される。第1期には生産ライン2本が建設され、うち1本(年産能力300万トン)は6月末から稼働する。1本目の生産ラインの稼働率が50%に達した時点で、2本目の生産ライン(同600万トン)を設置する。2本の生産ラインに対する投資額は16億台湾元(約44億円)を見込む。3~4年後には生産能力を2,800トンまで増やす計画だ。
タイマイドのPIフィルムの世界シェアは7~8%で、デュポン(38%)、カネカ(30%)、宇部興産(12%)に次ぐ業界4位となっている。PIフィルム業界では、需要増に伴い、カネカがマレーシアへの工場建設で20%の増産を計画するなど、各社に生産拡大の動きが見られる。
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