ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

グラスファイバー筐体、神基科技が受注拡大に全力


ニュース 電子 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037154

グラスファイバー筐体、神基科技が受注拡大に全力

 神達電脳(マイタック・インターナショナル)傘下のノートパソコン受託メーカー、神基科技(ジェタック・テクノロジー)は、4月からグラスファイバー筐体(きょうたい)の量産・出荷を開始し、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)の底部筐体(通称D部品)の受注に成功したのに続き、上ぶた部分(A部品)の受注を目指している。17日付工商時報が伝えた。

 同社は第2四半期から上ぶた部分の売り込みを開始した。早ければ今年末か来年の開発機種に採用される可能性がある。

 同社のグラスファイバー筐体は、塗装により、金属に似た外観に加工できるほか、従来のプラスチック筐体に採用された表面処理技術をそのまま応用できる。

 6月の台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス)では、各社がグラスファイバー筐体を採用したウルトラブックを発表し、ヒューレット・パッカード(HP)、華碩電脳(ASUS)などは今年下半期にもグラスファイバー筐体採用機種を発売するとみられる。このため、業界関係者は、神基科技の出荷量が下半期にかけて増加するとみている。