ニュース 電子 作成日:2012年5月17日_記事番号:T00037158
米アップルはこのほど、今年下半期にタブレット端末、スマートフォンの新機種発売を控え、モバイルDRAMの安定供給を確保するため、エルピーダメモリ広島工場の生産能力の半分を確保したもようだ。これに伴い、エルピーダと提携関係にある台湾メーカーが恩恵を受ける見通しだ。17日付経済日報が伝えた。
パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)、華東科技(ウォルトン・アドバンスト・エンジニアリング)は今後、エルピーダから安定受注が見込まれる。
会社更生手続き中のエルピーダメモリはこのほど、米マイクロン・テクノロジーの支援を受けることを決定しており、アップルはタイムリーな形でエルピーダ支援に加わった格好だ。アップルはこれまでモバイルDRAMの大半をサムスン電子に依存しており、エルピーダへの発注はリスク回避の意味合いもあるとみられる。
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