ニュース 石油・化学 作成日:2012年5月18日_記事番号:T00037175
中国福建省漳州市の古雷半島に整備される台湾石化専用区について、漳州市の謝毅泰副市長は17日、東帝士(トンテックス)集団の陳由豪元董事長が投資した「アモイ龍騰芳烴」のパラキシレン(PX)、高純度テレフタル酸(PTA)プラントが年内にも生産を開始するとの見通しを明らかにした。
謝副市長によると、台湾石化専用区の面積は278平方キロメートルで、陳由豪氏は5件の事業に総額300億人民元(約3,800億円)を投資する。
一方、台湾石油化学工業同業公会(石化公会)の陳武雄理事長も昨年8月に古雷半島を視察し、地元管理委員会と投資に向けた枠組み合意に署名。その後、ナフサ分解プラントなどへの投資を正式に決め、現在は環境影響評価が行われている段階だ。
陳武雄理事長は先ごろ蘇樹林福建省長が訪台した際、古雷半島で複数の台湾系石化メーカーが計画している製油・ナフサプラントについて、年内に環境影響評価の予備審査を終え、2015年の完成を目指す方針を明らかにしている。投資額は40億米ドルを見込む。
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