ニュース 機械 作成日:2012年5月18日_記事番号:T00037176
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は17日、ロシアの研究開発拠点と生産施設の買収を目指すと発表した。交渉は年内にまとまる見通しだ。18日付経済日報が伝えた。
ハイウィンは今後ロシアに研究開発・生産拠点を設け、ロシアと旧ソ連諸国、東欧市場の開拓を目指す方針だ。
ハイウィンが買収を目指す研究開発拠点は、自動動力伝達制御技術を保有しており、同社のロボット開発に役立つとみられる。
同社は近年ロボット部門に参入し、台中精密機械園区の新工場が操業を開始すれば業績が大きく伸びると期待されている。同社が開発した直角座標ロボットは、既に日本、ドイツの半導体、液晶パネルなどの自動化設備市場で採用されている。
同社の業績は、今年第1四半期に低迷したが、売上高は4月に10億台湾元(約27億円)の大台を回復したほか、5~6月は台湾、中国で出荷の伸びが予想されている。卓永財同社董事長は「第2四半期の売上高と収益は第1四半期を上回る見通しだ」と述べた。
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