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台北港コンテナ取扱量、1〜4月は前年比91%増【表】


ニュース 運輸 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037192

台北港コンテナ取扱量、1〜4月は前年比91%増【表】

 台北港コンテナ埠頭(ふとう)の運営会社、台北港貨櫃碼頭公司による、今年1〜4月のコンテナ取扱量が31万TEU(20フィート標準コンテナ換算)と、前年同期比91.27%増加している。同社は、今年通年では前年比50%増の100万TEUとなり、過去最高を記録する可能性があると見込んでいる。21日付経済日報が報じた。

 台北港コンテナ埠頭は、長栄海運(エバーグリーン・マリン)、万海航運(ワンハイラインズ)、陽明海運の3大コンテナ海運業者が出資して設置されたもので、取扱量増加は、万海航運の主力船による積み替え港としての使用が増えたためとみられる。

 ただ業界関係者は、台北港での取扱比率の高い中継貨物は輸出入の貨物に比べて取扱価格が低いため、大幅な収益増加は期待できないと指摘。台北港貨櫃碼頭公司の陳浩基董事長も、処理能力の供給過剰にもかかわらず、昨年、第3埠頭の供用開始を延期できなかったことから、今年は100万TEUを超えても赤字になるとの見方を示した。