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WiMAX CPE、生産額1.59億米ドルへ


ニュース 電子 作成日:2007年11月13日_記事番号:T00003720

WiMAX CPE、生産額1.59億米ドルへ

 
 資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の最新統計によると、台湾のWiMAX(ブロードバンド無線技術)加入社宅内機器(CPE)出荷台数は、上半期約12万5,000台で、総生産額は2,800万米ドルに上った。年内には1億5,900万米ドルに達する見込みで、昨年の2,260万米ドルと比べ604%の大幅成長となる。

 WiMAX基地局に関しても、合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)、東訊(テコム)、鴻海精密工業などの台湾の情報通信業者は相次いで基地局の研究開発(R&D)に資金を投じ、さらに設備業者も末端設備の開発および人材育成を積極的に行っており、世界のWiMAX市場に対し徐々に製品の供給量を高めていくとみられる。

 資策会の分析では、台湾の情報通信メーカーは世界のWiMAX産業供給ネットーワークにおいて既に優勢に立っており、加えて鴻海とモトローラ、明泰科技とNEC、智邦科技(アクトン・テクノロジー)とアルバリオンなどのように、国際通信機器大手との受注生産関係を築いていることも今後の出荷量拡大に役立つと見られる。13日付工商時報が報じた。