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プリマハムと康師傅が中国合弁、来年9月に新工場稼働


ニュース 食品 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037200

プリマハムと康師傅が中国合弁、来年9月に新工場稼働

 プリマハムは18日、中国最大の即席めんブランド「康師傅」を展開する台湾系企業、康師傅控股(カンシーフ)の子会社、康師傅方便食品投資(中国)と、中国・江蘇省呉江市にハム、ソーセージ、ベーコンの製造販売を手がける合弁会社「康普(呉江)食品」を設けると発表した。プリマハムによると、呉江汾湖経済開発区に設置する新工場は、10月着工、来年9月の稼働を見込む。年産量は最大7,000トンの予定で、稼働から5年後に生産能力並みの販売量達成を目指す。19日付経済日報が伝えた。


プリマハムにとっては、中国での本格的な製造販売事業展開の第一歩となる(同社リリースより)

 なお新会社設立は8月で、資本金は2,400万米ドル、出資比率は康師傅が6割、プリマハムが4割の予定だ。

 今回の合弁会社設立は伊藤忠商事の仲介で進められた。同社はプリマハムの株式を40%保有しているとともに、康師傅の子会社、頂通(ケイマン諸島)控股の主要株主でもある。

 なお康師傅は4月にカルビーとスナック菓子製造販売の「天津カルビー食品」を7月に設立すると発表したばかり。