ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037201
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)によると、自動車業界の第2四半期生産額は前期比18%減の359億2,000万台湾元(約960億円)で、前期に続きマイナス成長となる見通しだ。通年の生産額は前年比5%減の1,780億5,000万元、完成車の生産台数は同5%減の32万6,000台と予測した。19日付蘋果日報が伝えた。

ガソリン・電力料金値上げの発表などで、4月は自動車各社が需要低迷の影響を被った。5月は回復の兆しが見られるものの、ITISの宋徳洤アナリストは、先行き不透明感から消費者の購買意欲は鈍く、模様眺めムードが漂っていると指摘した。
一方、エコカー市場は大幅成長が見込め、和泰汽車が販売する台湾生産のハイブリッド車(HV)、トヨタの「カムリハイブリッド」は、第2四半期の生産台数が約3,500台に達し、生産額は3億4,000万元に上ると予測した。
なお自動車部品業界は、米国や中国市場向けの輸出増で、通年の生産額が前年比5%増の1,947億元に上る見通しだ。
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