ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037205
中国鉄鋼(CSC)が142億台湾元(約380億円)を投じて建設を計画する電磁鋼板の第3生産ライン(年産量15万トン)は、来年末に完成し、稼働する見通しだ。生産された製品は内外のエコカーのモーター向けに供給され、年産額44億元を見込んでいる。19日付工商時報が伝えた。
傘下の鋼構造物メーカー、中国鋼鉄結構が計画する高雄市燕巣区への移転が完了すればその跡地で電磁鋼板・第3ラインの建設を本格化する。また新ラインの主要設備はほとんどを日本企業から調達するという。供給元にはスチールプランテック(本社・横浜市神奈川区、藤原義之社長)などが観測されている。
宋志育CSC総経理によると、新ラインでは現在生産している厚さ0.35ミリの製品よりさらに薄い0.15ミリの高級品を生産する。
なお同社は今年、国際市場での競争力強化のため、製品に占める高級鋼の比率を昨年の38%から43%に引き上げる考えだ。
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