ニュース 家電 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037206
液晶ディスプレイ受託生産世界最大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)の唐瑞慶・技術総監によると、同社が3,000万米ドルを投じて福建省平潭島に建設中の液晶ディスプレイ・テレビ組み立て工場(第1期)は、早ければ2013年第3四半期に生産を開始する見通しだ。20日付工商時報が報じた。
唐・技術総監は、同島での工場設置について、現在中国政府が海峡西岸経済特区の拠点と位置付けて開発を進めていることを挙げたほか、台湾の新竹に非常に近く、同地での組み立ては、同社が中国および世界に向けて展開していく上でに非常に有利だと強調した。
今後は中国市場向けや中国からの海外輸出だけではなく、台湾で生産した半製品を平潭工場で組み立て、それを台湾に逆輸入することも検討していると明かした。
唐技術総監はまた、中国におけるパソコン用ディスプレイの同社シェアは現在約40%を占めるが、テレビは2~3%にすぎず、今後は10%まで拡大したいと述べた。
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