ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037208
19日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、スマートフォンに関する特許訴訟を繰り広げているアップルのティム・クック執行長(CEO)とサムスン電子の崔志成(チェ・ジソン)CEOが21〜22日に和解に向けたトップ会談を行う一方、同様にアップルと特許で争っている宏達国際電子(HTC)の王雪紅董事長と周永明執行長もデラウェア州連邦地裁の勧告を受け、8月28日にクックCEOと協議を持つ見通しだ。
これについてHTC幹部は18日、「公判前に和解協議を持つことは一般的なプロセスで、誰が出席するかは未定だ」とコメントした。
なお、米国際貿易委員会(ITC)の訴訟ではHTCがアップルの特許を侵害しているとの最終判断が下されており、HTCのスマートフォン主力3機種が米国の税関に留め置かれたままとなっている。しかし、あるハイテク企業の法務担当者によると、ITCと連邦地裁の考え方は異なり、連邦地裁は訴訟の早期決着と法的リソースの浪費軽減を考慮して和解を勧める傾向が強いという。
またアップルのクックCEOはこれまでに特許訴訟で和解に応じる姿勢を見せており、これが連邦地裁における訴訟での和解を意味するものと業界ではみられている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722