ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037209
下半期にも見込まれるマイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」の発売に向け、ノートパソコン各ブランドが新たな形の製品開発に努める中、ノートPC受託大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の陳瑞聡経理は、来年末時点でタッチパネル搭載機種の市場浸透率が15〜20%に上るとの見方を示している。ただ、タッチパネル搭載機種は一般機種に比べ150米ドルほど割高になるとみられることから、市場では浸透率は「10%程度」との見方が強い。19日付工商時報が報じた。
コンパルの陳総経理は、「現在タッチパネル機能を追加した場合、増加するコストは100米ドルで、主な開発案件はハイエンド機種に限定されている」と説明した上で、来年第4四半期になればWindows8の利用が広まり、タッチセンサーのコストも低下すると指摘した。
一方、華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長は「2013年にはモバイルパソコンの50%以上がタッチ・コントロールをサポートする」と、さらに楽観的な見方を示している。
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