ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037210
宏達国際電子(HTC)が輸出したスマートフォンの一部機種が米国税関で検査・審査のために留め置かれ、同国への輸入ができなくなっている問題で、米携帯電話キャリアのTモバイル向けの「Amaze 4G」も検査対象に含まれていることが新たに判明した。これにより、輸入が滞っている機種は3機種となり、HTCの業績への影響が懸念されている。21日付経済日報が伝えた。

米税関の措置は、HTCがアップルの特許を侵害していると認めた米国際貿易委員会(ITC)の最終判断に基づくものだ。
HTCは20日、「すべての製品が税関検査で留め置かれているわけではない」としたが、具体的にどの機種が検査を受けているのかは明らかにしなかった。
市場関係者は、ライバルのサムスン電子が5月末に全世界で新機種「ギャラクシーS3」を発売する予定となる中、HTCの機種に対する税関検査が長期化すれば、サムスンに有利になるとの観測が出ている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722