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フラットディスプレイQ2生産額、7%増=ITIS予測


ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037211

フラットディスプレイQ2生産額、7%増=ITIS予測

 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)によると、第2四半期の台湾のフラットディスプレイ生産額は、大型パネルの需要回復と生産ライン稼働率の上昇に伴って前期比7%増の3,351億6,000万台湾元(約9,000億円)に達する見通しだ。19日付工商時報が報じた。

 製品別の第2四半期生産額の見通しは、大型液晶パネルが前期比8.7%増の1,648億3,000万元のほか、▽中小型パネル、445億元(同1.5%減)▽TN/STNパネル、32億5,000万元(同6.3%減)──を見込む。 また、有機発光ダイオード(OLED)パネルは15億5,000万元と、前期比1,000万元増を見込む。友達光電(AUO)が第2四半期にソニー向けにアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの量産を開始することなどから、今年通年ではOLEDパネルの生産額は一定の成長を遂げると予想している。

 このほか、液晶パネル関連部品の第2四半期生産額は、▽ガラス基板、328億5,000万元(同5.7%増)▽バックライトモジュール、425億元(同27%増)──の予測だ。

 第1四半期のフラットディスプレイ生産額は、前期比7.7%減の3,108億2,000万元だった。