ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037212
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は18日、現在の世界経済について、「2008年に発生した金融危機では解決に約3億米ドル必要だったが、今回の欧州債務問題は約2億米ドルで解決でき、08年の金融危機発生時ほど悪くない」と述べた上で、来年以降3~4年の同社業績について「これまでの3年間(2010〜12年)と同じく、毎年4割成長が見込める」と自信を示した。19日付工商時報が報じた。
張董事長はまた、今年の研究開発(R&D)予算について、TSMCが約13億米ドルを計画しているのに比べ、サムスン電子は30億米ドル、インテルは50億米ドルと、その差が大きいことを認めた上で、「当社の強みは顧客と共同戦線を張っていることにあり、顧客のリソースを合わせればサムスンやインテルはそんなに怖くない」と強調した。
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